11.6.12

今日の一言

歴史的建造物の破壊に反対します。
特に、近代以降の建築物の歴史的価値について、現在、軽視されすぎていると思います。

日本の歴史は、室町時代や江戸時代にだけ、あるのではありません。
たとえ、現代人にはわからなくとも、後世の人々にとっては、なおさら貴重な歴史の証拠であり、映像や図面にはない、現物だけがもつ価値があります。必ず残していくべきです。

百歩譲って、意見が分かれるにしても、破壊してしまえば、取り戻すことはできません。たとえ図面が残っていても、同じ材質、同じ工法で再現することは、気の遠くなるくらい困難です。観光名所として、コンクリートで再現された城を見ると悲しくなります。

「本物」を後世に残していただきたい、と、強く訴えます。

京都府京都市 大島 裕子

(6月11日撮影)

2 件のコメント:

  1. 明治建築研究会0:48

    twご笑覧いただければ幸いです。
    tw12・06・12
    6」滋賀大学旧外国人教師宿舎の保存について彦根市から明治建築研究会への回答。かけがえのない歴史遺産は、後世に悔いを残さないよう正しく評価して、近代の歴史も重視して現在地で保全活用されるよう再度、要望します。ご存知のように大阪、姫路などでは、城跡に近世と近代との共存を試みています。

    7」滋賀大学旧外国人教師宿舎の現地保存要望に彦根市教育委員会の回答。彦根市では城下に眠る江戸時代の遺構の保全と将来の整備を図るため、江戸時代以降の当該建造物については、文化財として価値を考慮して特別史跡彦根城跡外の適地に移築保存し活用を図ろうとするものです。近代の歴史との共存を!

    返信削除
    返信
    1. 明治建築研究会1:06

      追加
      tw12・06・12
      9」大阪中央郵便局の外観を覆うように解体工事用のパネルが、ジックリと貼り付けられて行く。一気にパネルで囲えばいいものを、まるで、まだ解体工事は始めていないよと、市民に見せつけているようにも、躊躇い傷のように、市民の批判を恐れているようにも見えるが、無視しないで、解体工事を見直すべきだ。

       世間は無関心であるが、かけがえのない歴史遺産は、後世に悔いを残さない為にも、解体をやめるべきだ。

      削除