14.5.12

今日の一言

戦後の建築、というとなんだかよくわからないもの思われがちだ。
近代建築や、バブル期のトンデモ建築に比べれば確かに地味かもしれない。
でも、それらをまったく文脈の異なる「断絶」として捉えると、面白くない。

レンガでレトロな近代建築と、地味ながら丹精こめて機能的に造られた戦後建築、そして最近の商業施設やタワービルに通底する「大阪的なもの」が何かないか、検証してみたいとずっと思っていた。

つまり、街や建築にも多様性が必要。
その証しとしても、大阪中央郵便局は貴重だと感じている。

大阪市北区 大迫 力

(5月14日撮影)

1 件のコメント:

  1. 明治建築研究会22:03

    tw12・06・26
    1」県、利便性・景観に配慮・・「鞆の浦」代替案。福山市の景勝地・鞆の浦の埋め立て・架橋事業について、計画中止の方針を固めた事業主体の県が市に伝える代替案の概要がわかった。県は山側にトンネルを通した上で5百台程度の駐車場を整備するなど生活の利便性を高める数項目の対策。歴史景観保全万歳!

    2」広島県は、住民ニーズを踏まえ、鞆の景観と文化的財産を守ることが将来的な評価に、市に協力を。83年の計画策定から約30年、景観や文化財への考えが変わったことを重視。江戸期から続く町並みや港の風景を守って観光資源とし、生活利便性も両立できる観点から、山側トンネルを採用~素晴らしい前進

    3」大正7年頃に建てられ、解体が進んでいた尾道市向島町兼吉地区の旧紡績工場で、最後に残った赤レンガの外壁が22日、解体。見守った住民らは「兼吉の歴史が消えた」と惜む。旧工場構内には戦時中は、捕虜収容所~英知を出して、かけがえのない戦争遺構として、市民の要望を入れて再生させるべきでした

    4」旧大阪中央郵便局:建築史家らが保存求め提訴 国に「重文指定を」日本の初期モダニズム建築の代表作で解体計画が発表原告は「(再開発が進む)大阪駅前に残された唯一の歴史的建築物。訴訟を通して日本の文化財行政の在り方を問う」。近代建築に対する文化財指定を求める訴訟は極めて異例~再生を

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